現在、土星と冥王星がコンジャンクションとなっています。0度差なので強力ですね。
33年~36年に一度形成されるアスペクトです。
この星を個人のホロスコープに持つのは1947年後半~1948年半ば、1981年後半~1983年前半生まれの方になります。
個人のアスペクトとしてはハードワーカー、過労の星となります。忍耐力があり、常に限界に挑戦し克服するような星。
危険な仕事、厳格さを求められる仕事などに就く方も多いようです。
その期間に生まれた人全てがこのような性格というわけではないのですが、傾向としては表れやすいです。
例えば、学年ごとのカラーとかってありますよね?
今年の新入生は真面目な子が多いとか、1学年上は問題児ばかりで授業にならないとか。そんな感じで世代的な特徴として表れやすいです。
また、この期間に生まれたがために辿る運命というのもありますよね。例えば、景気が良い時に就活をするのと、リーマンショックが起きた後に就活するのでは雲泥の差があるはずです。
土星・冥王星合の忍耐や厳しさという意味以外に、死の香りをこのアスペクトから感じます。
凍った大地や、昼間なのに暗く生命の気配のしない荒野や、戦争で焼き払われた土地など、生命を否定し押さえつけるような厳しさをイメージするのです。
土星・冥王星のスクエアやオポジションのハードアスペクトは滅びに向かっていくような、自ら荒野を目指すような雰囲気を持ちますが、土星・冥王星の合は死や滅びを自分の中に持っているような感じがあります。
私のホロスコープは基本的にライトで気楽さを感じるアスペクトが多いのですが、その中に土星・冥王星があることで引き締められているように思います。
ほんのりと死の香りがするこのアスペクトは結構気に入っています。
土星・冥王星持ちの方は「死」や「暗さ」を意識して上手く用いることで、新しい境地が開けてくるかもしれません。
コメントを残す