2020年11月3日、米大統領選の開票日のホロスコープです。
この時点で運行中の冥王星は山羊座22度、敗北の度数です。
選挙結果を受けて、トランプ氏が敗北宣言をしないと、メディアでしきりに言われていますが、山羊座22度の冥王星は誰に敗北をもたらしたのでしょうか?
現大統領のトランプ氏のホロスコープです。
10室のドラゴンヘッドと太陽、天王星のコンジャンクションが強烈ですね。
本当に変わり者な部分があって、行動が読めないところがあるのでしょう。
太陽と月がタイトなオポジションで、公的なイメージを演出する傾向がありますので、無鉄砲でおバカっぽい振る舞いは本心とは違うのかもしれません。
出生時の太陽は双子座22度。山羊座22度の冥王星と誤差なしの150度です。
150度は水と油のように相容れない性質を表し、困難をもたらします。異なる性質を調和させることができれば両方の力を手にすることができます。
トランプ氏は現在の世の中の流れと非常に相性が悪く、11月3日時点では敗北したのはトランプ氏のように思われます。
しかも、太陽・天王星と月、それに重なるノード軸に現行の海王星がスクエアの位置にあり、Tスクエアを形成します。
トランジット海王星がハードの時期は、混乱や不安をもたらし、心身を病むことも多いです。
トランプ氏にとって非常にきつい時期であり、今後どうなるのか本人もよくわからないことがあるのでしょう。
こちらはバイデン氏のホロスコープです。
ネイタル太陽とトランジット冥王星がセクスタイルで程よく働きかけます。
トランジットのトランスサタニアンとハードアスペクトはなし。特に障害が無さそうに見えます。
バイデン氏も太陽と天王星のオポジションの人ですので、変わったところがありそうですね。
ノード軸を太陽、金星、天王星がへし折っていますので、女難の相です。
女性絡みのアクシデントで社会生命が終わりそうです。
セクハラやロリコン疑惑もあったようなので、その点は要注意です。
こちらは次期副大統領候補のカマラ・ハリス氏のホロスコープです。
バイデン氏が大統領になったとしても、年齢や健康状態から4年間政務につけるとは考えにくいこともあり、今回の選挙は実はトランプ対ハリスかもしれません。
ということでハリス氏のホロスコープを見てみると、トランプ氏と共通する部分があります。
まずはタイトな太陽・月のオポジション。この方も表に出しているのは演出上のキャラクターであり、本心は異なるのかもしれません。
そして、ドラゴンヘッドが双子座で現行のドラゴンヘッドが回帰している。これもトランプ氏と同じですね。
天王星と太陽のアスペクトはなく、目を引くのは4室の金星・天王星・冥王星のトリプルコンジャンクション。
女性の魅力を使って権力者に取り入る能力ありですね。
ハリス氏もネイタル太陽に現行の冥王星がスクエアなので、社会の意思と本人の向かうところが葛藤し、スムーズに事が運びにくそうです。
こちらは2021年1月6日のホロスコープです。
テレビでは大統領選の結果が確定したような物言いですが、実際には選挙人による投票を持って時期大統領が決まります。
開票は1月6日。この結果に異議があればまた裁判をする可能性もあるので、まだまだ勝者がどちらになるのかわからない部分がありますね。
1月6日時点の冥王星の度数は山羊座24度。修道院に入る女性の引きこもり度数です。またロックダウンになるのでしょうか・・・。
(※追記:山羊座24度「女子修道院に入る女性」をロックダウンと読みましたが、刑務所に入るという意味である可能性もあります。誰が入るのかはまだわかりませんが・・・。ちなみに山羊座24度になるのは、2020/12/26から2021/1/31です。2020/11/28加筆)
この時は木星も土星も水瓶座に移動していますので、今とは世間の雰囲気が変わっている可能性が高いです。
敗北宣言をせず、山羊座冥王星を破天荒な天王星で突っぱねるようなトランプ氏の運命はどうなるのでしょう。
11月20日を過ぎると、冥王星は山羊座23度に移行し、「戦闘での勇敢な行為によって、2つの賞を与えられる戦士」というシンボルに変わります。
(※訂正:冥王星が山羊座23度に入るのは11月18日からでした。11月20日は間違いで、11月18日が変化の境目になります。2020/11/28加筆)
このあたりから流れが変わりはじめるでしょう。不正選挙があったとすれば、それが暴かれるのかもしれません。
まだまだ、次期大統領が誰になるのかわかりませんね。
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