子供のトリセツ

ご自身のホロスコープ以外にもお子様のホロスコープの鑑定をご依頼を頂くことがあります。
どんな習い事をさせたらいいのか、どういう方向に進んでいくのか、気になりますよね。
西洋占星術による鑑定では、性格・才能の詳細がわかりますので、どんな分野が向いているのか、何を学ばせたら伸びるのかといったこともわかります。それだけでなく、何を使命として生まれてきたのか、人生の目的といったことも推し量ることができます。

才能、伸びる分野について

習い事については3室の星座や星で判断するという方法もありますが、そこだけにとどまらず全体を見て判断します。西洋占星術の良いところはかなり細かいことまで占えることです。

例えば、早期教育について、音楽や英語を早いうちから習わせた方がいいと言われているけど、やった方がいいのか、ということもわかります。
月と水星のソフトアスペクトの有無、射手座や9室の星、太陽や火星とのアスペクトについて見ていくと、英語(に限らず他の外国語)を学んでおいた方が、将来的にその子か目指す方面でのアドバンテージになりそうだということが言えます。
また、魚座や5室にある星、太陽、金星と海王星のアスペクトから芸術、特に音楽やダンスを習っておくと才能が開花しそうだということもわかったりします。

占いで出てこないと、習い事の候補にすら挙がっていないというケースもありますね。今の子供の様子から芸術がわかるような雰囲気微塵もないんですけど・・・、と言われることもあります。でも、触れる機会があれば、興味を持ってやりだすこともありますから、可能性を拡げてあげられたら良いですよね。

反対に、占いの結果にとらわれるあまり、占いで向いていると出ていない習い事をやめさせてしまうのももったいないかと思います。占いはあくまで参考にし、選択肢を拡げる手段にして頂いて、その子が興味のあることが他にあれば気にせずやらせてあげて欲しいですね。
意外に、向いている方面に繋がっていったりもしますので。

性格、人生の方向性について

親は子供に幸せになって欲しいと願うものですし、できるだけ苦労はさせずに平和な人生を歩んで欲しいと思いますよね。
無自覚に理想となる姿ができてしまうこともあると思います。

その理想となる姿は世間の常識にマッチしたものだったり、親となる本人が良いと思う姿であることが多いです。
ただ、子供とはいっても別の人間です。

以前、お子さんが二人いて、そのうちの一人がとても育てにくい、家族の誰にも似ていない、と嘆いていた方の家族全員のホロスコープを見たことがあります。
ホロスコープを見てみると、両親ともう一人のお子さんはソフトアスペクトが多い穏やかな雰囲気だったのに対し、育てにくいと言われたお子さんはTスクエアがあり、ハードな星を持って生まれてきた方でした。
これは反発することが多いだろうし、ソフトアスの人の常識で育てられたらこの子も辛いかもしれないなと思い、それをそのまま伝えました。

持っている星は人それぞれで、良いと思える生き方も異なるものです。

女の子でも危険を顧みず世界の果てまで冒険に行きたい子もいるし、男の子でも優しく感受性の鋭い芸術家気質な子もいる。矛盾に満ちた自己の難しい気質と格闘する人生を送ろうと決意して生まれたかのようなホロスコープもあります。

自分の子供だと思うと、親がしつけたり教育したりしなければと思いがちですが、ホロスコープを見てみると、一人の人として性質や才能、生きるべき方向性を客観的に見ることができ、どんな星であれ尊重することができます。

占いをした結果、良い意味で開き直ることができ、子育てに対して焦りがなくなったという感想を頂いたこともあります。

一度、お子様のホロスコープの鑑定を受けると、より理解が深まると思います。

お子様のホロスコープのご依頼はホロスコープ総合鑑定で承ります。

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