恋愛に関する星占いって相性だけを見るものだと思ってらっしゃいませんか?
もちろんシナストリーやコンポジット等の相性占いの技法から多くの情報を得ることができますが、ホロスコープの活用はそれだけではありません。
そもそも、好きになった相手と相性が悪かったらどうします?諦めますか?
そんな簡単には諦められないですよね。
今回は相手のホロスコープを読んで、相手を良く知って、関係を良好にする方法について書きたいと思います。
付き合っている相手と上手くやっていくためにも、片思いの相手を振り向かせるにもどちらにも有効な方法となります。
相手の金星を知る
男性にとって好みの女性は金星に、女性にとって好みの男性のタイプは火星に表れるといいますが、私は男女どちらも金星を重視しています。金星が恋の星であるのと、その人の好みや幸せを感じるポイントが示されているためです。
例えば、彼の金星が射手座だったとします。物静かで優しい女性よりも、自由でサバサバしていて、活動的で大胆な女性が好みです。思い立ったら一人で外国に行ってしまうような女の子や、考え方のスケールが大きい人に惹かれる傾向があります。
また彼自身も束縛を嫌い、近くよりも遠くの理想を目指して生きるような人が多いです。ですので、「それをやって何になるの?」「目の前のことをまず頑張りなよ。」「コスパに見合うの?」などは禁句です。壮大な夢を一緒に見ましょう。
相手が女性の場合、例えば、彼女の金星が水瓶座だった場合はどうなるのでしょうか。水瓶金星の女性は個性的で中性的、自由と平等を愛する人が多いです。一般的に女性は感情的だと言われますが、水瓶金星の女性はそうではありません。思考に客観性があり、理屈っぽく議論好きです。
付き合っていても、時に冷たく感じたり、自分のことを好きではないのかもと思ってしまうかもしれません。元々恋愛感情が薄く、恋人というより同志のような関係を好むところがあります。ですが、彼女のペースに合わせているといつまで経っても関係が進展しませんし、「恋愛対象の男性」から「人類」にカテゴリー変更され、友愛されてしまいます。たまには自分の思いをストレートに伝えて、主導権を握ることも必要だと思います。
相手の月を知る
月は内面を表します。太陽星座と月星座が相反する性質を持つ星座だったりすると、外面と内面のギャップが大きくなります。
例えば、太陽が双子座で月が蠍座だった場合、表面上は明るく、流行に敏感で楽しいことが大好きなキャラクターになります。そんな人は束縛なんて嫌いなはずだし、重いことを言ったら引かれてしまいそう。軽い感じでアプローチをした方が良さそうですよね?
でも、心は蠍座なんです。真理を求め、一つのことを掘り下げていくタイプ。執着心も強く、生半可な関係ではいられない。この人と決めたら一心同体、束縛も厭わない、という性質があります。
月星座にアプローチをしていくと、その人の良き理解者となり親密度を高められるでしょう。
ただ、月は1日に13度ほど動きますので、同じ誕生日でも生まれた時間によって星座が変わってしまうことがあります。
相手の誕生時間を知らないと正確には占えないのです。片思いの相手とかだと時間を知るのは無理ですよね。
隣合う星座のどちらかですので、プランAとプランBを作って、観察しながら試していくことになります。
ホロスコープ全体を見る
太陽、月、金星などパーソナル天体の星座を把握しただけでも多くのことがわかりますが、その天体に他の天体がアスペクトしているか、アスペクトはソフトなのかハードなのか、ということでも大きく異なります。
「子供のトリセツ」の内容とも重なりますが、相手を理解するということは、一部分ではなく全体を見ていくことが大切です。
最後は自分を大切に・・・・
ホロスコープを使って相手をプロファイリングし、適切な戦略を練ることは、恋愛を成就させることにおいて有効です。
でも、相手に合わせすぎて自分を見失わないようにすることが、結局は一番大事です。特に自分とは異なる性質の相手に合わせていると、そのうちに無理がきてしまいます。
自然体で上手くいく相性の人に目を向けることも、幸せな人生を送るためには必要なことです。
相手のホロスコープを詳しく知りたい場合には「ホロスコープ総合鑑定」、恋愛相談の一環としてアプローチ方法について聞きたい場合は「対面・通話カウンセリング」がお勧めです。
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