これからどんな時代になるのか

人生100年時代とか、AIが人間の仕事を奪っていくとか、色々言われていますよね。
自分はどんな仕事をしていったらいいのか、年金や国の財政はどうなるのだろうとか、先のことが心配になってしまう方も多いのではないでしょうか。
そこで、星の動きを基に予測をしてみようと思います。
星占いでは長期的な時代の傾向を土星より遠い星である天王星・海王星・冥王星で読みます。
特に一番遠い星である冥王星は長きにわたり影響を及ぼし、その時代の土台を作っています。
現在は冥王星は山羊座にあります。権威や伝統を重んじる傾向が強く、真面目で不寛容な性質を持ちます。
ステイタスや社会的な位置づけを気にするところもあり、マウンティングが盛んなのも山羊座冥王星の影響かもしれません。

そして次に到来するのが冥王星水瓶座時代です。2023年3月24日に冥王星は水瓶座に入ります。冥王星は逆行しますので、2023年6月12日~2024年1月20日と2024年9月3日~2024年11月19日の期間は一旦山羊座に戻り、それ以外の期間は2043年3月9日までゆっくり水瓶座を進行することになります。約20年ほど、水瓶座冥王星時代となるのですね。おそらく、東京五輪が終わったあたりから、次第に次の時代の空気が流れてくるものと思われます。
水瓶座が示すものは、自由・平等・博愛、合理性、科学、革新的な技術、個の抹消、全体主義などです。水瓶座=自由というイメージがある方も多いようで、冥王星水瓶座時代になれば差別や権威が崩壊して人々は自由で平等になるという意見もあります。

では、前回の冥王星水瓶座時代がどのような時代だったのか振り返ってみましょう。
1778年12月7日正午頃、冥王星は水瓶座に入りました。
この時、アメリカでは独立戦争(1775年-1783年)の最中でした。イギリスからの独立し自由を勝ち取るために戦っていました。また、フランスでは1789年からフランス革命が起りました。自由・平等・博愛をスローガンにして王政から共和制へと国を変えていきました。
アメリカでもフランスでもベースになったのは「全ての人が平等であること。生命・自由・幸福を追求する権利を与えられていること。」という思想です。これ、すごく水瓶座的な思想ですよね。この時代を経て、資本主義が確立されたわけですが、これから来る冥王星水瓶座時代も資本主義の形が大きく変わりそうな気がします。
経済的なところでは、ベースインカムの導入や、キャシュレスが進みそうです。AIやテクノロジーの導入でシビアな客観性が中心となりそうですね。
テクノロジーの進化や前時代的な制度の崩壊で、生き方や働き方には多様性が出てくるように思います。個人としてどうあるか、が問われる時代になりそうです。しがらみや権威が崩壊し、社会的なステイタスを剥奪される人も増えそうですね。山羊座冥王星時代のステイタスも帳消しになってしまうのではないでしょうか。自由や平等というと聞こえが良いですが、合理性が最善とされる時代になりますので、なかなか厳しいものもあると思いますね。人類にとっての最善はなにか、というのが水瓶座的な思想になりますので、それを妨げるような個人の主張は排除されることになります。
機械的な技術はもの凄く発展する時代になりますので、この期間に大阪万博が開催されるというのは良いと思います。
また、冥王星は水瓶座ですが、海王星が牡羊座に入る時代と重なりますので、機械的・合理的なものだけでなく、原始的、野生的なものも好まれます。特にアートやデザイン関連では牡羊座的な要素の影響がありそうですね。
冥王星水瓶座時代が良い時代になるかは人それぞれのように思います。いずれにしても、今とは全く異なる価値観の世界になりそうです。
個人のやりたいこと、得意なことを突き詰め、かつ人類全体の幸せに背かないようにすることが、次の時代を生き抜くヒントになると思います。

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