前回、2記事にわたって原田龍二さんと渡部建さんの不倫騒動後の活動を比較するブログを書きました。
その記事内では詳しく取り上げませんでしたが、お二人の奥様のホロスコープがどちらも太陽・冥王星のスクエアでハードな雰囲気だったので気になりました。
そこで、今回は奥様である佐々木希さんと原田愛さんにフォーカスしたいと思います。
佐々木希さんのホロスコープ
1988年2月8日秋田県秋田市生まれ。
出生時間不明なので正午で作成しています。
太陽と水星は水瓶座、月は何時の生まれでも天秤座、金星が魚座、火星が射手座と、風のエレメントが多いですね。
金星が魚座なので、優しくて涙もろいところはあっても、基本的にはさっぱりとした性格で、合理的な考え方をしそうです。
見た目とは裏腹に「漢」かもしれないですね。
水星のアスペクトも多く、イメージは無いですが実は賢い方かも。
0時から15時くらいの生まれだと、月と海王星がスクエア、それ以降だと、月・水星・火星・木星でクレイドルという複合アスペクトが形成されます。
太陽・冥王星スクエアの持ち主ですが、セクスタイルが多く、成功しやすいと言われているホロスコープですね。
金星には小惑星のジュノーがコンジャンクションで、金星の象徴する美や女性らしさの主張を強めます。
そして、金星とジュノーはドラゴンヘッドにコンジャンクションなので、正統派美人で売っているのは正解です。
現在、木星と海王星が佐々木さんの金星付近を運行していますので、美しさや芸能人的な魅力に対してバブル到来の時。
特に、2022年4月24日から2022年5月8日はトランジット金星もコンジャンクション!
この期間にドラマ「やんごとなき一族」で美人秘書役で登場機会があったのも良いですね。
佐々木さんの美しさが再評価され、更に仕事が増えていきそうです。
海王星は2027年頃までネイタルの金星とコンジャンクションですので、芸能界の仕事には有利に働きそうです。
演技力がないと言われていますが、キャラを確立してアイコンとして認知されれば、CMやドラマであれば仕事は無くならないのではないでしょうか。
太陽・冥王星スクエアの方は逆境の方が燃えますし、「私が稼いだる!」くらいの気持ちでいるかもしれません。
ただ、水瓶座や風のエレメント優位の方はスパッと別れてしまうこともあるので、この先も離婚せずに続くかはわかりません。
こちらは渡部さんと佐々木さんの相性図(シナストリー)です。
渡部さんのアセンダントと金星に佐々木さんのリリスがコンジャンクションなんですね。
佐々木さんの魅力に強烈に魅かれそうな感じですね。
渡部さんのディセンダントに佐々木さんの太陽がコンジャンクション、佐々木さんのドラゴンヘッドに渡部さんの月がコンジャンクション、なんだか男女逆転してそうな二人です。
そして、太陽と金星のオポジションがダブルで形成されています。お互いに相手を甘やかしてしまったり、本音を言いにくい相性です。
火星同士がスクエアなので、喧嘩すると激しくなりそうですが、渡部さんの太陽に佐々木さんの土星・天王星がスクエアを入れていますし、渡部さんの方が折れることが多そうな印象ですね。
渡部さんのホロスコープだと、月とのハードが多く、妻となる女性がダメージを受けそうなんですが、佐々木さんのネイタルや二人のシナストリーを見た限りでは、佐々木さんが被害者となっている可能性は低いと思われます。(暴力やモラハラなど直接的な被害は受けていなさそうという意味です)
他に注目するアスペクトといえば、お互いのノード軸(ドラゴンヘッドとドラゴンテイルを結んだ軸)でミスティックレクタングルができることですね。
ノード軸の絡みは夫婦では非常に重要で、グランドスクエアは腐れ縁でなかなか離れないとか言われていますが、ミスティックレクタングルは関係を維持する力に繋がっているかもしれませんね。
佐々木さんの金星に恩恵を与えそうなトランジットの海王星は、渡部さんの太陽・水星・火星・冥王星とオポジションになります。
人生に混乱をもたらし、判断が迷いやすい時です。ネイタルの月とも既にコンジャンクションなんで、メンタルも辛そう・・・。
そんな時期が続いた時、佐々木さんはどんな合理的判断を下すのか・・・。魚座の金星に海王星がコンジャンクションなので、慈しみの心が強くなって乗り越えていくのか・・・、ちょっと先はわからない二人です。
※ 佐々木希さんにもかなり波乱万丈な生い立ちであったような情報があるのですが、ネットの噂レベルで裏付け取れていないため取り扱わずにおきます。
原田愛さんのホロスコープ
1973年6月16日東京都港区生まれ。
出生時間不明なので正午で作成しています。
って、凄まじいホロスコープですね・・・。
太陽と土星のオーブなしのコンジャンクションに、月・火星・冥王星でグランドクロスを形成・・・!
午前0時から4時までの生まれであれば、月と冥王星はオーブが9以上あるのですが、それ以降の生まれだとオーブ8以下でスクエアとなります。
月は射手座か、17時以降の生まれであれば山羊座です。
Tスクエア持ちの方はたまにいらっしゃいますが、グランドクロスって滅多にお目にかからないですよ。
しかも、全部惑星で構成されていて、太陽や月というパーソナルな惑星に、火星や冥王星のマレフィックの組み合わせは・・・。
原田愛さんは著書「別れない理由」の中で波乱万丈な人生とよく言われると書かれています。
お母さんが自由人で、2回離婚されているとのこと。
2人目のお父さんは何やっているかよくわからない人で、2年で離婚してしまったものの、お母さんとはその後も付き合いが続いていたという、かなり緩いというか、自由奔放な家庭だったようです。
世の中には超絶不幸な人っていますし、人の不幸や苦労をコンテンツのように消費してしまえる立場でいるとインパクトが薄く感じるかもしれませんが、両親が揃っているのが当たり前で、お母さんは専業主婦で帰ると必ずいる存在だった当時としては、自分だけなんで?と思うことが多かったと思うんですよね。
家族がバラバラになってしまう感じとか、引越しや転校というのも子供の時や思春期の頃は大事件に感じるものです。
それ以外にも他人には推し量ることのできない「波乱万丈感」があるような気がします。
重い十字架を背負ったような星の下に生まれていますし、4つの方向に引き裂かれるような感じなど、メンタル面でも苦しみや葛藤があるのでは?と思ってしまいます。
グランドクロスの定義は同じ様相(始動、固定、変化)を持つ4つの惑星からなり、さらに惑星は4元素(火、土、風、水)にそれぞれ分かれていることです。
愛さんのグランドスクエアは太陽・土星(柔軟宮、風)、火星(柔軟宮、水)、月(柔軟宮or活動宮、火or土)、冥王星(活動宮、風)なので、正確にはグランドクロスではない崩れた形のアスペクトになります。
この場合は変わった形でグランドクロスの力が発揮されることが多いんですね。
「夫が不倫」だと仕事がなくなるとか、家庭崩壊とか、泥沼離婚とかがわかりやすい困難ですけど、愛さんの場合は「夫が不倫」からの裸orお笑い系の仕事が増える、夫婦でCMに出演、不倫の裏側についエッセイを書くという変わった結果となっています。
不幸な着地点を避けられたのは、愛さんご本人の努力も垣間見えます。
世間を騒がせた4WD不倫の時は既に3回目だったそうで、その前の経験から学んで対処されているところはさすがですね。
困難を乗り越える度に強くなる太陽・冥王星スクエアの本領発揮です。
仕事関係や世間での受け止め方、家族を守るために自分の感情を抑えたというのも素晴らしいです。
太陽・土星コンジャンクションで忍耐力抜群ですし、月・冥王星スクエアで目的のために自分の感情を押し殺すことができます。
ハードアスペクトを良い形で使えている好例ではないでしょうか。
グランドクロス持ちであり、冥王星ハードの方ですが、あまり欲がなく執着することも少なそうなので、マレフィックの凶意を減らせているようにも思えます。
しかし、内面はわかりません太陽・月オポジションなので、表に見せている顔と心が真逆であることが多いですから、実は深く傷ついているかもしれませんし、太陽・火星スクエア、月・火星スクエアなので、怒りのエネルギーも凄そうです。火星・冥王星オポジションで怒り出したら止まらない怖い面もあるような気がするんですよね。
水星と金星が蟹座なので、家庭を守りたいという気持ちが強いですし、その水星・金星は天王星とスクエアなので、変わった状況も楽しめる方なのかもしれません。
トランジット海王星がネイタルの火星とコンジャンクションで、グランドクロスの惑星とアスペクトを取っています。
芸能界に復帰し、CMに出演したり、本を出版したりされたのも、海王星による夢と幻想効果が作用しているような気がします。
この影響は数年続きますが、いずれは去ってしまうもの。浮ついて足を踏み外しやすくなる時期でもあるので、慎重さを忘れないことが重要になります。
原田龍二さんと愛さんのシナストリーです。お二人とも出生時間不明なので、アングルの絡みはわからず。
月のアスペクトもわかりません。
太陽同士はオーブ広めに取るとトラインです。しかし、蠍座と双子座なので、星座同士の相性はあまり良くありません。
一途な蠍座と自由で飽きっぽい双子座となりますが、浮気したのは蠍座太陽サイドですね・・・。
龍二さんの金星と愛さんの火星がトライン。男女の性質逆ですが、魅かれ合い恋に落ちる相性です。
愛さんの蟹座の水星・金星に龍二さんの木星がトライン。一緒にいると楽しい関係で、愛さんが大事にしたかった家庭(蟹座)に豊かさをもたらしてくれる存在です。
ドラゴンヘッドとドラゴンテイルがトラインですね。セクスタイルにはオーブがあるため、渡部さんと佐々木さんのようにミスティックレクタングルにはなりません。
愛さんのホロスコープの方がハードで強そうなんですが、愛さんのノード軸に龍二さんの火星・天王星(変な男)がスクエア、愛さんの太陽に龍二さんのパラスがコンジャンクションなので、龍二さんの変な部分に苦労させられるし、太陽にパラスを乗せられてるので戦っても負けてしまい、優位に立ちにくいのかもしれません。
出生時間がわかれば、離れないポイントがわかるような気がします。
二組の夫婦のホロスコープを見て、男性側に火星・冥王星のコンジャンクション、女性側に太陽・冥王星のスクエア、トランジット海王星がネイタルの惑星にアスペクトを取っているというのが共通点ということがわかりました。
太陽・冥王星ハードの女性は人生で色々ありますが、離婚する率は意外と低いかもしれませんね。
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